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お知らせ

ポテト・スープが大好きな猫(村上春樹さん訳)

村上春樹さんが、アメリカの街を散歩していて
偶然みつけた本です。

年をとった雌猫のキャラクターがとりわけ魅力的なんだとか。
年をとった雌猫はだいたいにおいて気むずかしくて、
すぐムッと腹を立てるのだけれど、感情が細やかで
きげんの良い時にはとても心優しくて、
深く気持ちを通じ合わせることができる。
そんな雰囲気がよく出ている絵本です。

ちなみに、テキサス生まれのこのおじいさんも
かなり気むずかしくて頑固なご様子ですが、
雌猫ちゃんの怒り(とあるすれ違いで、雌猫ちゃんは
おじいさんに置いて行かれたことに腹を立て
たいへんなおもいをして、大きな魚をしとめて
帰ってくるのです)には、申し訳なく思うところが、
とっても心あたたまります。

「そこに猫が待っていました。
そして前足で魚を一匹ぎゅっと押さえています。」
ポテトスープが大好きな猫
そのページの絵がとってもすばらしいです。
猫が怒りに燃えながら、おじいさんにうぉんうぉんおしゃべりをするシーン。
なんだか、目に浮かびます。

猫ちゃんって犬さんより、おしゃべり上手です。
ミャオミャオにゃごにゃごゴロゴロいろんな
音を出します。そんなところもまたかわいいです。

お子さまも家を出て、猫を飼いたいなーって思っている奥さまは、
旦那様にこの本をプレゼントするとOKが出るかもしれません。

また、お話にはまったく関係ありませんが、
テキサスのとある田舎の一軒のお家。
おじいさんがかぶっている帽子は
野球チーム、テキサス・レンジャーズの帽子です。
おじいさんの家の郵便受けには便器が置いてあって
「ジャンクメール」という札が立ててあります。
雌猫はオレンジ色ですが、実際にこんな色の猫はいません。
日本の「茶猫」はアメリカでは「オレンジキャット」って呼ばれているのですって。
色合いに対する感覚の違いが面白いです。
絵描きのバリーさんは言葉のままにオレンジに描いています。
本文中に出てくるブラックバードはカラスではなくて
クロムクドリモドキのこと。欧米には「ブラックバードパイ」という
有名な童謡があって、それを思い出しておじいさんは
ブラックバードパイの話をしたわけで、本当にそんなパイがあるわけではないそう。
そんな感じで、ページのひとつひとつに、アメリカ感がぎっしりで
とっても面白い絵本です。

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