まほうのえのぐ(林明子さん作)
- 2016/10/30
- 10:25

日本人作家さんの絵本お兄ちゃんのつかっているまほうのえのぐ。よしみもつかいたい!!やさしいお兄ちゃんは「あんまりたくさんつかうなよ」っていって、かしてくれました。(この時、ページの隅っこでこっそりネズミさんが紙をちぎって運んでます。)あか、あお、きいろうれしそうにえのぐをだしました。(絵具箱の後ろで、ネズミさんが様子をうかがっています。)ぺたぺたぺた(りすさんやカラスさんが絵具を盗んでいます・・・...
やさしいライオン(やなせたかしさん作)
- 2016/10/29
- 10:30

もたもたしていると土曜日は書き損じやすいので早めにブログ更新です。やなせさんは日中戦争で徴兵されました。その時は戦闘のない地域にいたため、一度も敵に向かって銃を撃ったことはなかったようです。宣撫工作(せんぶこうさく:占領地域の人々へ、占領の目的や方針をお知らせして、心を安定させること)に、紙芝居をもちいたりして貢献していたみたい。第2次世界大戦では弟さんを亡くされたそう。そのような経験から、このよ...
NATURAL PROTECT(猫さんのノミ・ダニ予防に)
- 2016/10/28
- 12:50

猫さんのノミ・ダニ予防に、一日2粒~与えるだけ。ほんのりミルクの香りでおやつ感覚であげられます。お外に行ってしまう猫さんは特にダニが耳に付きやすいですよね。体内からの改善で、ダニやノミが離れやすくなってきます。できる限りのことはしてあげたい。リピーターさんのいる商品です♪あきらめていた方も、ぜひお試しください。...
ブレーメンの音楽隊(リスベート・ツヴェルガーさん絵)Die Bremer Stadtmusikanten
- 2016/10/27
- 13:00

本日もグリム童話のご紹介です。動物たちが主人から逃げ出し、ブレーメンを目指し、途中で泥棒の家をのっとるお話です。ブレーメンにはたどり着いていないのに、ブレーメン旧市街には動物たちの銅像があります。その銅像、犬はドーベルマンのように強そうで、猫は小さな耳を倒して、シャーって言ってます。ちなみにこのお話は、グリム童話の改版第2版で「死神とがちょうの番人」というお話の差し替えで追加され、第3版で、結末が加...
あめふらし(出久根育さん絵)
- 2016/10/26
- 13:34

以前ご紹介いたしました、梨木香歩さんの「ワニ」の絵も手掛けていらっしゃる、出久根育さん。グリム童話の絵を描きながら世に認められて来た作家さんです。武蔵野美術大学卒業。恥ずかしながらグリム童話は有名どころしか読んだことがありませんでした。題名から入荷した本です。グリム童話ってどことなく残酷で、何とも言えない後味がするイメージですが、「あめふらし」ももれなく、そのような感じのお話です。わたしだったらこ...
どんぐりさがして(ドン・フリーマンさん&ロイ・フリーマンさん作)
- 2016/10/25
- 13:28

ドン・フリーマンさんが亡くなって、30年後に息子さんのロイさんが遺作を元に、世に出した絵本です。ドンさんってこんな絵も描くんだー。わたくしは北海道に住んでいた時に、街中でも野生のリスが生活しているのを見たことがありますが、アメリカもそうなのだなーって。落ち葉が色づく秋のお話の絵本です。巣が人が設置したものなのが日本との文化の違いを感じます。こういうところは見習いたいなぁ。「どんぐりさがして」ドン・フ...
まいごになったねこのタビー(C・ロジャー・メイダーさん作)
- 2016/10/23
- 17:05

ニューヨークに生まれ、世界を回りながらフランスに住む画家の作品です。「まいごになったねこのタビー」だいすきなおばあちゃんに置いてけぼりにされるお話です。犬は人、猫は家につくってよく聞きますが、猫も人につくお話が海外では多い気がします。目がきれいです。猫目線の世界なので、全体的に画面いっぱいって雰囲気。人は靴で見分けるのね。ビーグルも出てきます。「てっぺんねこ」2作目です。こちらは第3者的な猫目線です...
海のしろうま(山下明生さんさく)
- 2016/10/21
- 12:17

海のしろうま山下明生 作長新太 絵漁師は遠くにみえる沖のしらなみを白馬とよんでいる。この白馬は嵐の夜、真っ暗な海に幾百幾千とあらわれて、漁船をじぶん達のほうへひきずりこもうとする。それで漁師たちは、この白馬を海のまものとよんでいる。父を漁で失ったぼくは、こうしたことを話してくれる漁師の祖父とふたりで暮している。瀬戸内海のお話です。わたしも実習船にのって、海の上で何日も過ごしたことがあります。その時...
オオカミクン(グレゴワール・ソロタレフさん作)
- 2016/10/19
- 10:04

絶版本。古本でのお取り扱いです。1992年第2刷福武書店発行「オオカミクン」グレゴワール・ソロタレフ作あるところに、おおかみをいちどもみたことのないうさぎと、うさぎをいちどもみたことのないちいさなおおかみがいました。ふたりはだいのなかよしになって、いろいろなことをおしえあいます。ところが、あるひ、おおかみがあんまりこわかったので、うさぎは、あなににげこんでしまいました…。とっても大切なことを教えてくれる...