少年のころ(ミヒャエル・ゾーヴァさん 絵)
- 2018/08/08
- 14:12

ぼんやりとした日にふと開きたくなる。心を洗ってくれる。そんな本としてお勧めです。少年のころミヒャエル・ゾーヴァ 絵那須田 淳 文杉浦 範茂 ブックデザイン多くを語らず、何かを感じさせる。その感じるものが人によってそれぞれであるほど、それは魅力的なものになるのかな。と、そんなことを想います。表紙を開くと、まっしろなページに額が描かれています。そして次のページに青緑の字でプロローグです。とても印象的。...
おいぬさま(荒戸里也子さん 著)
- 2017/10/19
- 16:24

ジャパニーズ チン(狆)の絵本です。狆はチベット由来で日本が原産の犬。狆という漢字も日本の創作漢字です。日本のきらびやかな和服にあうコントラストということで宮内で重宝されたよう。お犬様(綱吉)の時代には今でいうブリーダーのような飼育機関があり、非人道ともいえる増やし方をしていたそうです。表紙のちんさま、美味しいご飯をたんまりいただいているあたり、昔の風習からすると、男の子かな・・・。gufo Shopこの...
しりたがりやのこいぬとたまご(ズデネックミレルさんえ)
- 2017/06/17
- 14:54

☆ 明日は10:00~ねこ活です ☆☆ ご参加の方にはネコTシャツがもらえるかも?!☆本日の絵本のご紹介はしりたがりやのこいぬシリーズ。↓↓gufo shopお話のなかに、「がまのほ」が出てきます。昔は身近でよく見たような気がしますが、ここ数十年、見てないような・・・。身の回りに水辺が減ったのでしょうか。ガマとは水辺や池に生える植物。絵を見ると、みなさまも見たことがある!と思い当たるはずです。ちょうど今の時期にニョキ...
しりたがりやのこいぬとおひさま(ズデネック・ミレルさん絵)
- 2017/06/13
- 16:31

しとしと雨が降り続いています。こんな日は絵本のご紹介です。しりたがりやのこいぬとおひさま。わたくしの幼いころの記憶に残っている絵本です。よーく見ると、犬さんの尻尾太い!!生れてからものごごろつくまで実家で飼われてた犬は、白地に茶色いポチポチがあって、ポチという名前でした。ポチに似ている犬さんだったから、よく覚えているのかしら・・・。太陽の顔もまた印象的です。本文では手が生えています。お話はよく考え...
アンジュール(ガブリエル・バンサンさん作)
- 2017/03/17
- 18:53

「アンジュール」って犬の名前ではありません。(わたしはずっとアンジュールっていう犬だと思ってました。)un jour (フランス語)アンジュール = ある日(日本語)un chien(フランス語)アンシアン = 一匹の犬(日本語)なので、「ある犬の物語」という副題がついています。この絵本をなんとなく知っている方は、悲しいお話だと思っている方が多いのに驚きました。(というわたくしも、大昔に見たときに、悲しい涙があふれ...