ちがうねん(ジョン・クラッセンさん作)
- 2018/09/06
- 15:31

自分のほうが似合うし。気が付くわけがない。みつかるはずがない。そんな感じで帽子を盗んだちいさなお魚さん。ゆらぁ~っと、言葉とは逆の光景が各ページに描かれています。薄暗ーい海の中の静かーでシュールなお話。悪いことはできませんねー。こんな小さなこと、きがつかないだろう、自分が疑われるはずもないだろう、みつかりっこないさと思うのは、自分だけで、盗まれた相手はすぐに気が付くし、いろいろな人に見られているし...
チリとチリリ うみのおはなし(どいかやさん)
- 2018/07/15
- 15:17

暑い夏には涼し気に海のお話です。いつだって一緒。赤がトレードのチリと青がトレードのチリリ。ふたりが自転車に乗って入った洞窟は・・・・・・うみにつながっていました。うみの中には、お魚がいっぱいです。背びれやむなびれ、腹びれ、縦じまや横しま。きちんと描かれています。そして、タコのウエイトレスさんはとっても色っぽい青いアイシャドウです。シーパーラーで見つけた七色に光る巻貝と、ほんものの真珠をポケットに入...
SHARKSサメ -海の王者たち- 改訂版(仲谷一宏先生 著)
- 2017/08/08
- 14:19

何かの専門家になる。最近の若者はあまり目指したがらない夢でしょうか。ものすごく好きな何かがある若者は、ぜひ、今のその最先端を行く人の弟子に飛び込んでその道をすすんでいってほしいな~と思います。サメ好きのお子さまをお持ちの親御様。ぜひとも購入してほしい本です。難しい本です。けれどその辺のお子さま辞典にはない、お遊びではなく、科学者というものの一歩を踏み出せる本ではないでしょうか。色々な内容が、純粋に...
THE ENCYCLOPEDIA OF SHARKS 世界サメ図鑑(スティーブ・パーカーさん著、仲谷先生日本語版監修)
- 2017/08/03
- 15:37

1749年コプリーが描いた、キューバのバハナで商船に乗っていた14歳の少年が、入江で泳いでいる最中にサメに襲われた事件の絵からはじまる第1章、サメの歴史。サメとは何か、サメの進化、サメの利用などなどサメの種類や生態などの説明はもちろん、ヒトとの関りや、サメの保護に至るまで、実に様々なサメに関する事柄が詰まっている書籍。さまざまな写真が盛りだくさんです♪gufo shop初期のサメで有名なのは、クラドセラケという約3...
サメのひみつ10(仲谷一宏先生 著)
- 2017/07/26
- 12:00

海は一番深いところで1万1千キロメートル。たった11キロメートル。そこまで行ったことのある人間は0人。そこまで行ったことのあるサメはいるのかな。。。サメはイルカやクジラと比べても全体的にシャープで骨ばっているイメージ。尖った歯や鱗があるせいかしらと個人的には思います。眼はギョロっとしているイメージ。「かわいい」というよりは「かっこいい」。「ヒト」や「クジラ」だったらそう違わないけれど、サメにはいろいろ...